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「悠久の山稜 その1」

  ウォーターフォード・コールド 荒目 F6号

東北の山の良さを100%堪能できる山域といったら、やはり飯豊(いいで)連峰縦走でしょう。

避難小屋はあっても、寝具食料などはすべて自分で背負って行かなければならないし、

真夏の3泊4日の山行でも、出会った登山者はごくわずか。

山容はなだらかだけど残雪が豊富で、ヒメウスユキソウやヒメサユリなどの高山植物が

人知れず咲き乱れている……あの、悠久の山稜は、もう歩くことは出来ないけれど、

今でもその4日間は、忘れ得ぬ残像として鮮やかに残っています。





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